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代表メッセージ

代表取締役社長
秋田 智一

脱炭素社会への転換を、次世代につなぐ明るい未来に

近年、頻発する豪雨災害や山火事、世界的な猛暑、健康被害への警鐘によって、気候変動に対する危機感、そして脱炭素化を急ぐ意識がかつてなく高まっています。日本でも、「コストとしての環境対策」から企業間・国家間の「競争力への投資としてのGX(グリーントランスフォーメーション)」へ、脱炭素に向けた構造転換が求められています。
脱炭素社会への転換は、地域に暮らす人々や若い世代にとって望ましい社会を新たに描き、明るい未来を創るためのきっかけであると私は考えています。

グリーンなエネルギーを追求すれば、それは目に見えるグリーンも大切にしてつくられるものであるはずです。私たちは自然環境に最大限配慮して、用地を切り開く大型開発を避け、屋根や駐車場といった開発済み用地に特化した分散型の太陽光発電の導入を進めてまいりました。太陽光は身近にあるエネルギーであり、有効活用することで電力の地産地消を可能にします。

脱炭素社会への転換によって、エネルギーは供給されるものから、地域や企業、市民が主体的に選択し、その創出にまで参加できるものに変わると考えています。そしてそれは、街をそこに住む人たちにとって魅力あるものに変えていくチャンスでもあります。
だからこそ、人と人、地域と人を繋いで、再生可能エネルギーを循環させ、最大限活用して暮らすエネルギーコミュニティをベースに、災害時のレジリエンスはもちろんのこと、地域の魅力まで最大化させる都市のあり方を「GX City」とし、その具現化に取り組んでいます。

私たちは、お客さま一人ひとりの望みを叶え、課題を解決するという視点に立ち、新しい価値を創出してきました。脱炭素社会に向かう今、その転換を課された重い宿題と捉えて悲観するのではなく、どうすればより楽しく明るい未来に変えられるのか。
今年新たに、「変化より、はやく」というメッセージを掲げました。これは、たくさんの仲間や、地域とのつながりを大切に、グリーンなエネルギーを追求し、より良い未来を実現しようと試行錯誤する決意のコトバです。

アイ・グリッド・ソリューションズは誰よりもしなやかに、自由な発想をもって、まだ見ぬ未来に変化を起こすべく挑戦し続けてゆきます。

2024年7月
代表取締役社長
秋田 智一

プロフィール
広告会社勤務を経て、2009年環境経営戦略総研(現 株式会社アイ・グリッド・ソリューションズ)に入社。主に新規事業開発責任者として太陽光発電事業、電力供給事業を推進。
2017年にVPP事業の推進を目的とした株式会社VPP Japanを、2020年7月には、日本初の電力余剰電力循環プラットフォーム構築する株式会社アイ・グリッド・ラボを設立し、代表取締役を兼任(両社とも、2024年から株式会社アイ・グリッドソリューションズに吸収合併)。
2021年5月、株式会社アイ・グリッド・ソリューションズの代表取締役社長就任。